ツールホルダー
過去数十年に渡り、切削工具の設計と技術は大きく進歩してきました。 一方、ツールボディーやツールホルダーの開発は遅れています。 ASSABはツールホルダーコンセプトでツールホルダーの開発に乗り出します。
ドリル、スライスや旋回などの厳しい作業条件を考慮し、業界トップの工具製造メーカーと協力し開発した当社のツールホルダーコンセプト鋼は、高品質で機械加工しやすく、ツールホルダー用材料としての要件を満たす新しい製品です。
このツールホルダーコンセプトは、高温における強度、耐久性、そして機械加工性に関する要件を満たす新世代の特殊鋼がサポートしています。ツールホルダーの材料費は、全体の生産コストのわずか6-10%ですが、機械加工は全体のコストの最大65%を占めることがあります。ツールホルダーに関連する最も一般的な問題は、非常に高い動的応力と高温(最高600°C)による疲労です。
ASSABのツールホルダーコンセプトは、皆様とそのお客様全体のコストパフォーマンスを改善します。コンセプトとして考えられることは、ツールホルダー用の最良の鋼種と最良の切削工具材料を組み合わせることです。 ツールホルダーに使われる鋼種は、機械加工がしやすいため、工具のボディーとチャックの成形にかかる時間を大幅に削減することができます。
新しいツールホルダー用プリハードン鋼は、Balderがおすすめです。卓越した機械特性と機械加工性を組み合わせたスライス盤本体に最適な工具鋼です。